こんにちは!べんです。
夢は田舎で本を読みながら喫茶店を経営することです。
お金を気にせずにそんな生活がしてみたいです。
さて、今日は少し真面目な話をしてみたいと思います。
実はべんは引きこもりスキルを全開に発揮していることから、Youtubeもよく見ます。
その中で気になる動画があったので、それについてお話しします。
*動画は以下
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目次
日本のトップDJのギャラは2,30万円??
べんが以前から気になっており、現状はどうなのだろうかと思っていた点なのですが、
特に日本のDJの楽曲が気になるところ。
そして、レペゼン地球のDJ社長が言った金額がこちら。
この金額を聞いて思ったより少ないと感じるのか、多く感じるのかは人それぞれでしょう。
しかし、べんはこの金額は少ないと感じました。
いや、日本で一番有名でも最も高いブッキング料金が2,30万円!?
というのは、思ったよりも安いと思いました。
あくまでライブスケジュールだけで、収益を立てているとしましょう。
週2回のブッキング * 20万円 * 4(一ヶ月) =160万円 (月収)
160 * 12 = 1,920万円 (年収)
もちろんべんから見れば、めちゃくちゃな高給です。
しかし、海外のDJでトップクラスDJは噂というか公表がされている人でも1,000~4,000万円なんです。
つまり、日本のDJの50倍以上のギャラをもらっているんです。
*参考URL http://edm.hatenablog.com/entry/EDM-artist-booking-fees
もちろん、ライブ以外にも収益をあげてはいるとは思いますが、
なぜ、日本のDJと海外のDJでここまで金額が違うのかを考えてみました。
考察理由その① そもそも集客(ブランド)力が弱い
これに関しては批判を受ける可能性はあると思いますが、事実だとも思います。
そして、その理由はイベント開催回数が関係しているのでは?と思います。
日本のDJで有名な人って結構いろんなクラブでやってませんか?
かつ、割と頻繁にプレイしているイメージありませんか?
単純にそれがプレミア感を落としているのでは?とも考えられます。
例えば、2-3ヶ月に一回しか日本でDJをしない。
このクラブには年に1度しか来ない。
などの条件が整えばファンは自ずと足を運ぶと思いますが、頻繁にやっていれば話は変わってきます。
と思いますよね。
けど、海外のDJで例えばMartin Garrixがクラブに来るとしたら、みんな足を運びますよね?
それはなかなか見れないとか、今回行かないと一生見れないかもしれない。
という可能性があるからだと思うんですよね。
なので、そのプレミア感を失っているが故に集客力の平均も自然と落ちてしまっている。
というのが現状なのではないでしょうか。
実際に日本人のDJをみるために、わざわざ東京から大阪へ、大阪から東京へ足を運ぶ人って少ないですよね。
なので、実力がとか人気がとかではなくて、見に行かせるブランディングが弱いというのがDJ界の現状とも考えられます。
単純にクラブのエントランス料金が3,000円と仮定し、一回のライブで70人を集客しなければなりません。
月間では560人。さらにこれを年間を通して継続しなければなりません。
しかし、動画を見る限りはこのノルマも正直達成できていないというのがDJ社長の見解でした。
考察理由② じゃあ回数を減らせばいいの?というとそれは根本的な解決にはならない。
それでは今の日本のDJがプレイ回数を減らせばいいかというとそうではないと思います。
減らした結果、クラバーの多くは単純に人気がなくなったからぐらいにしか思わないのではないでしょうか。
理想としては、DJライブの数は変わらず、日本でプレイする回数を減らすことです。
その解決方法は海外のクラブでプレイすることだと思います。
多くの海外DJのトップは、自国だけでなく、いろんな国を周ってプレイをしています。
プレイ回数は日本のDJと変わらない、けどいろんな国でプレイしているため、希少価値は守られつつ、集客力も強いんだと思います。
ただし、同時に問題が起きます。
日本のDJってそもそも海外でプレイしているの?
という疑問です。
実はべんが知る限り、海外のフェスやクラブで回しているDJは少なからずいます。
けど、現地で人気があるかどうかは全く別の話です。
海外のフェスでヘッドライナーをつとめる日本人DJってまだ聞いたことがありません。
(*いたらすみません…)
おそらく、何か日本のDJ来てるっぽいね、ぐらいでそのDJを目当てにお客さんがこぞって来店しているというDJは少ないのではないでしょうか。
実際みなさんも海外のDJを知っているとは思いますが、インターネット上やDJ MAGのランキングの外にいる海外のDJの名前をあげようと思うとなかなか名前を出せる人は少ないと思います。
現状、日本のDJで海外で知名度があり、爆発的な集客力を持っている人は少ないのではないか?と予想します。
それでは次になぜ、日本のDJが海外で知名度がないのか?という点について考察します。
考察理由③ 日本のDJと海外有名DJの致命的な差
それはオリジナル楽曲だと考えられます。
同時にそれはDJ個人のブランド力に直結してきます。
例えば、みなさん好きなEDMの曲で日本人DJが作った曲ってありますか?
べんは特に思いつきません。
恐らく作ってはいるのでしょうが、日本人DJが作曲し、世界的な有名な楽曲はほとんどないと思います。
日本のトップDJがCDを出していますが、そのほとんどがリミックスであるのが現実です。
しかし、多くの海外の有名DJのほとんどというか、ほぼ全員が自分のオリジナル楽曲を作曲しています。
そして、それが売れたことにより、DJとしてオファーを受けるのです。
曲が有名になってから、作曲者が有名になり、DJとして各国からオファーを受けるというのが世界的有名なDJを作り上げているという印象です。
なので、むしろDJとして有名なのではなく、作曲者として有名になっているのが海外DJのほとんどが考えられます。
つまり、海外のクラブからオファーを受け、集客できるDJとはどんなDJなのか?
そのStepを簡単に書くと
Step1 : 曲を作る or クラブでプレイし、曲を作る
Step2 : 日本だけでなく、各国で売れる
Step3 : 各国からDJとしてオファーを受ける
今、海外のTOP DJのほとんどはこのStepを踏んで、大きなフェスやいろんなクラブに呼ばれていると考えられます。
そして、その人気に応じたオファー金額が高騰し、1ライブ数百〜数千万円の金額でプレイするようになるのです。
考察理由④ なぜ、日本のDJは有名曲がないのか?
DJの方に話を聞いたのですが、今の日本では2パターンでDJを始めるようになります。
パターン① 箱DJとなり、下積みをしながらDJとして研鑽を積む
パターン② フリーのDJとして活動し、いろんなクラブでプレイをする
それぞれのメリットとデメリットはあります。
しかし、共通する点は”DJとしての技術を磨く”ことからスタートしているということです。
まずは曲と曲を綺麗につなげ、フロアの盛り上がりに応じた曲を選んでかけていく。
その技術を磨くことから始めているのが、今の日本のDJのスタンダードです。
さらにフリーのDJの場合は、集客も仕事となっており、Twitter上にはいろんなDJがゲスト情報をばらまいています。
自分の名前でお客さんを入れることで、自分の集客力をアピールする必要があるんですね。
箱DJであれば、いきなりDJを回すことなどできず、雑務とかいっぱいするとも聞きます。
寿司職人が10年間皿洗いして、学ぶのと近い感覚です。
というのがべんの疑問です。
別にDJ初めてすぐに曲を作ればいいんじゃないのか?というのがべんの主張です。
しかし、現状は、下積みやDJとしての技術を磨いてからリミックスや作曲を手がけるそうです。
とべんは考えております。
というのも、日本のDJに聞くと、海外の有名DJは必ずしもDJがうまいわけではないという声が多いからです。
繋げ方が荒かったり、選曲が微妙だったり etc…
しかし、彼らは高額なオファーを受けて、海外のいろんなクラブに招聘されています。
つまり、単純に考えたときに、DJの技術がそこまでなくとも売れるのでは?
売れる曲を作り、それをリリースすることの方がよっぽど重要なのでは?
という答えに自然とたどり着くのです。
しかし、現状日本のDJの始まりは、下積みやDJの技術を磨くことから始まり、数年のキャリアを積んでからリミックスとか作曲に手をつけはじめる。
ただ、それでも作曲をしているDJってほんのわずかだと思います。
なので、作曲の仕方がわからない、リミックスの作り方がわからない。
そんなDJが多いのではないでしょうか?
恐らくこの現状が日本から世界的DJが生まれない1つの理由だとも考えられます。
レペゼン地球を参考に人気のDJとなるその方法とは?
多くのDJの方が勘違いしていると思うのですが、レペゼン地球って別にふざけているだけの集団ではないと思います。
Youtube,Twitter,TiktokなどのSNSを利用し、彼らは知名度を爆発的に伸ばし、今やDJとしては日本でも最も知名度と集客力があります。
というDJの人からの意見もあがると思います。
べんも聞いたことないので、わかりませんが、実際にDJがめちゃくちゃうまいわけではないはずです。
しかし、彼らはちばにゃんというトラックメーカーを抱え、新曲をめちゃくちゃリリースしているのをご存知でしょうか?
2018年の時点でその楽曲数は40曲を超えています。
彼らはタレントとしての人気だけでなく、自分達の楽曲だけでDJを行えるほどに楽曲を作成しているのです。
かつ、それぞれの楽曲もきちんとMVを作っており、それぞれが数十万、数百万回再生されるほど聞かれています。
そして曲の配信が始まっているのはわずか二年前。
一ヶ月に一曲に近い驚異的なペースで楽曲をリリースしているのです。
現在、日本でDJとして活動をしながら、楽曲制作をしているDJはいるのでしょうか。
ほとんどいないと思います。
その結果、彼らは現在日本でも最も高額なオファーを受けるDJ集団となりました。
DJとしての成功を、DJとしての技術ではない部分にリソースを集約し、結果的に海外のDJと同じステップを踏みながら成功を収めているのです。
さらにはZEPP TOKYO(2,3000人収容する会場)でのワンマンライブも決定しています。
と思う方も非常に多いと思います。
しかし、DJってのは一番何が大切なのでしょうか?
DJの技術が高いことですか?
作曲をしていることですか?
自分の好きなコアな曲をかけることですか?
フロアを盛り上げられる人のことですか?
集客ができることですか?
べんはDJというツールを通し、一人でも多くの人に音楽を好きになってもらえるという点が大切だと思ってます。
そういう意味では、一人でも多くの人に自分の音楽を届けることに成功しているレペゼン地球は間違いなく現在の日本のDJの中では一番です。
彼らのおかげで、今までDJを知らなかった人、クラブに行かなかった人をクラブやライブに足を運ばせてる実績があります。
今まで日本のDJができていなかったことを彼らはやり遂げているという点を否定することはできないと思います。
個人的に残念なことがあるとすれば、レペゼン地球の楽曲が日本語ばかりという点。
もし、ここに英語の楽曲が加わり、海外でウケた日には、間違いなく日本初の世界レベルの売り上げを誇るDJへと変貌することは間違いありません。
ということで、最後にべんからDJの方にお伝えしたいのは1つ。
日本発の超絶イケてるEDM楽曲を世界に発信しようぜ!
DJとしての活動で忙しくて時間がない?
じゃあDJとしての活動休止して、作曲もしてみようぜ!
優先順位どっちが高いのか考えようぜ!
作曲のセンスがない?
じゃあ表舞台には出たくない作曲できるやつとチーム組もうぜ!
君はその楽曲を聞いて、お客さんが最高に盛り上がる方法を考えようぜ!
本記事において、不快な気持ちになられる方も多くいると思いますが、あくまで客観的に見解を述べさせていただきました。
あくまでべんはDJという職業の地位を日本でさらに上げるためにはどのようにすればいいのか?
と考え、意見を述べさせていただいております。
ご参考にしていただければ幸いです。
そして、この記事がきっかけで一人でも多くのDJが作曲活動を開始し、いつかその曲のいずれかが世界を揺るがす大ヒットになることを切に願っております!
また、以下にDJとして成功するためのWEB戦略についても書いてみましたので、ご興味あるかたはどうぞ!
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